勃起のメカニズム

▼勃起のメカニズムを理解して、ペニス増大の効果を実感できるようになりましょう

勃起が起こるメカニズムを理解していますか?

ペニス増大を目指す大半の方が「勃起時」のサイズ増大をメインに考えていると思います。

しかし、どのようにして勃起が形成されるのか、その仕組みを正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。

ペニス増大トレーニングを効率よく行えるように、そして効果をより具体的に実感するために、勃起のメカニズムについて学んでおきましょう。

*「ペニスの構造」を知ったうえで読んでいただくと、より深く「勃起のメカニズム」を理解できると思います。「ペニスの構造」を良く知らないという方は、先にコチラのページをお読みください。

ペニスの構造

▼勃起が形成されるまでの流れ

勃起状態はペニスへの血流量が増えるのと同時に、ペニスから体へ還流する血液量が抑えられることで形成されます。

ステップ1
脳からの指示で体内に化学反応が起こる

視覚や触覚によって脳が性的刺激を受けると、性欲中枢から司令が発せられて体内に一酸化窒素が放出されます。

体内で一酸化窒素が増加すると「cGMP」と呼ばれる化学物質が増産されてペニスに送られます。

ステップ2
ペニスに流れ込む血液量が増える

ステップ1で紹介した「cGMP」には血管の拡張したり、筋肉を弛緩させる働きがあります。そのため「cGMP」がペニスに届くと、ペニスへ血液を運ぶ血管である「陰茎深動脈」が拡張し、通常時より多くの血液がペニスに流れ込みます。

ステップ3
増加した血液量によって海綿体が白膜の限界まで膨らむ

海綿体は白膜というゴムバンド上の組織でくるまれており、陰茎海綿体は白膜が伸びる限界まで血液に溜め込んで膨らみます。

ステップ5
体内への血液の還流が抑制される

限界まで膨らんだ海綿体によってペニスから体へ血液を還流させる静脈血管が圧迫されます。静脈血管が圧迫されることで、ペニス内に流れ込んだ血液が体への還流するスピードが抑制されるため、海綿体内には常に一定の血液がキープされた状態になります。

ステップ5
勃起状態が維持される

性的な興奮が継続している間は、「cGMP」のレベルが高い状態に保たれます。「cGMP」が高い間は、上記の解説の通り、ペニスへの血流量が増え、なおかつペニスから体へ戻る血液の量が抑制されることで勃起状態が維持されます。

▼平常時のペニスと勃起時のペニスでは何が違うのか?

勃起のメカニズム

平常時の柔らかな状態のペニスと、勃起時の固くなった状態のペニスの違いは、ペニスに流入/還流する血流量の違いによって生じます。

平常時のペニスが柔らかい理由:

通常時のペニスが柔らかいのは、ペニスへ血液を送り込む際の血管が縮んでいて、ペニスへの流れ込む血流量が抑制されているから、そして体内へ戻っていく血液の量が流れ込む血液と同量であるためです。

勃起時のペニスが硬い理由:

勃起時のペニスが固くなるのは、性的興奮による体内の様々な変化を受けてペニスの血管が緩み、ペニスへの血液の流入量が増加するのと同時に、ペニスから体内へ戻る血液の量が抑制されるためです。

▼勃起時に、ペニスへの血流量が増える仕組み

勃起が形成される時に最も重要になるのがペニスへの血液量の増加ですが、それは以下のような仕組みで発生しています。

「cGMP」と呼ばれる化学物質が血流量の増加の鍵

通常時のペニスにも一定量の血液は流れていますが、勃起時に流れ込む血液の流入量とは比較にならないほど少量です。

勃起時には体内の様々な反応によりペニスへの血流が増加するのですが、その変化を起こす鍵となるのが、「cGMP」(環状グアノシン一リン酸)と呼ばれる化学物質です。

「cGMP」は血管や筋肉を緩ませる働きを持つ

この「cGMP」には血管を緩ませて拡張させる機能があります。そして勃起時のペニス内では「cGMP」が通常より増えてペニス内の各種の血管が拡張している状態です。そのため勃起時には通常より多くの血液をペニスに流入できるのです。

▼勃起時の硬さの形成

ペニスは体内に戻る血液の流れを抑制することで、勃起時の硬度と形成、維持しています。

「cGMP」の働きによっペニスに流れ込む血液量が増えても、増えた分の血液がペニス内にとどまらずに、そのまま体内に戻ってしまえば、勃起時の硬い状態を維持することはできません。

そのため、ペニスは体内に戻る血液の流れを抑制することで、勃起時の硬度と形成、維持しています。

勃起時の硬度を形成する仕組み

勃起時の硬さは海綿体と白膜によって作り出されます。

海綿体はスポンジ状の組織で細胞内に血液を溜め込んで風船のように膨らむ性質があります。

勃起時の海綿体には「cGMP」の働きによって増加した血液がどんどんと送り込まれ、風船のようにどんどんと膨みます。

どんどんと膨らむ海綿体のリミッターとなるのが「白膜」です。白膜は海綿体を包んでいる筋膜で、硬めのゴムバンドのような感触です。

海綿体は白膜が伸びきる限界まで血液を含んで膨らみます。

すなわち、血液によりパンパンに膨らんだ海綿体と、膨張した海綿体によりピンと引き伸ばされた白膜こそが勃起時の硬さを作り出しているのです。

硬度が維持される仕組み

血液を溜め込んで限界まで膨張した海綿体によりは「静脈」が圧迫されることで勃起時の硬度が維持されます。

「静脈」はペニスから体へ血液を還流させるための血管です。

その血管が圧迫されるのですから、ペニスから体への血流量が抑えられ、その結果、海綿体内には常に硬度を保てる量の血液がキープされることになるのです。

▼勃起が収まる過程

射精などにより性的興奮が収まり「cGMP」のレベルが下がることで、勃起状態から通常状態に戻ります。

ステップ1
「cGMP」生産が減少する

射精などにより性的興奮が収まると脳からの司令により、ペニスへの「cGMP」の供給が減少します。

ステップ2
「PDE5」により「cGMP」が分解される

ペニス内の「cGMP」のレベルが下がることで、「PDE5」と呼ばれる酵素が活性化します。

「PDE5」には「cGMP」を分解する効果があり、「PDE5」の働きによりペニス内の「cGMP」のレベルは平常時まで下がります。

ステップ3
海綿体細胞や白膜がしぼむ

ペニスに送られる血液量が平常になるため、海綿体および白膜はしぼんでいき、平常時のペニス状態となります。

▼ペニス増大トレーニングで勃起時のサイズの限界を突破しよう


ここまで読んでいただければ、現在のあなたの勃起時のペニスサイズが陰茎海綿体に流れ込む血液量と、増えた血液をどれだけ海綿体に溜め込むことができるか、によって決まっていることがおわかりでしょう。

ですから、もしあなたが、ペニスに送り込む血液を増やして、海綿体細胞を成長させて、白膜の柔軟性を上げることができれば、増えた分の血液を海綿体細胞にキープできるようになり、その結果として勃起時のペニスサイズを増大させることが可能なことは理解できるはずです。、

そして、それらはペニス増大トレーニングにより行うことが可能なのです。

ペニスの血管を拡張、成長、増加させる

ペニス増大トレーニングを行うと、ペニスに血液を送り込む血管、海綿体細胞の血管を拡張、成長、増加し、現在よりも多くの血液を送り込むことが可能となります。

海綿体細胞を成長、増加させる

ペニス増大トレーニングを行うと、陰茎海綿体が成長、増加し、より多くの血液を含むことが可能となります。

白膜の柔軟性を向上させる

ペニス増大トレーニングを行うと、白膜の柔軟性が増し、海綿体がより大きく膨めるためのスペースを確保できます。

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